兼貞物産のこだわり

原材料の仕入れから製造、出荷まで一貫したシステムにより、 品質管理の向上と、多様化するニーズにお応えします。 お客さまに選んでいただける商品、そして企業であるために、兼貞物産は最善を尽くします。

 

おいしさにプラスα 品質と安全をお客さまのもとへ。

CodexHACCPの要求事項を含むJFS-B規格に適合

兼貞物産は、一般財団法人安全マネジメント協会が作成した、HACCPの要求事項を含むJFS-B規格に適合し、適合証明を取得しました。お客様が安心して食べられる商品をご提供できるよう、品質管理を徹底して行っております。

トレーサビリティシステムで 安心・安全を追求

原材料の産地や生産者、選別工程、製造工程、最終検査、出荷に至るまで、すべての情報を明確にするトレーサビリティシステム(追跡可能性)を導入しています。
生産者から製造、販売までの流通過程の情報を正確に伝達・管理することで、これまで以上に高品質で安全性の高い製品を消費者のみなさまにお届けすることができます。

兼貞物産のSDGs

当社は良質で美味しい乾しいたけを食卓にお届けすることはもちろん、新商品の開発や
トレーサビリティシステムの導入など、安心で安全な食の提供に力を入れており、
持続可能な社会の実現に向けてSDGsに関する取り組みを行っています。

食の安心安全

 

■HACCP認証

当社工場では、一般財団法人安全マネジメント協会が作成した「HACCPの要求事項を含むJFS-B規格」に適合し、適合証明を取得しました。お客様が安心して食べられる商品をご提供できるように、危害要因を特定して適切に管理する体制を整え、HACCPに基づいてお客様窓口を設置するなど、安全な商品の提供に取り組んでいます。

 

■AI自動選別機の導入

2021年3月よりAI自動選別機を導入し、生産性の向上など業務改善に取り組んでいます。以前は手作業で行っていた乾しいたけの選別作業を約半数の人員で行えるようになり、時間外労働が削減したほか、品質向上や人員不足の解消にも寄与しました。


 

■機能性表示食品の開発・販売

2021年9月に機能性表示食品としては初となる椎茸由来のGABAを関与成分とする「すぐもどる椎茸プラス」(届出番号:F867)を福岡工業技術センター生物食品研究所(福岡県久留米市)と共同開発し、発売しました。当商品を通じて、乾しいたけの機能性に関する普及啓発や、消費拡大による生産者の支援、消費者の健康意識の向上、さらには和食文化の良さを再認識する機会につながるよう、商品の拡販に尽力しています。

環境に優しい事業運営

 

■環境配慮の取り組み

2022年3月から、主力商品及び新商品の全7商品をトレー不使用で販売します。トレー使用量を削減することで、ごみの削減や焼却にともなうCO2排出量の削減に貢献します。包装資材では、椎茸の仕入れで使用する大箱の再利用や、商品に使用するケースやシールなども、順次環境配慮資材へ切り替えを行っていく予定です。この他、本社・工場内では全ての照明をLED化。また営業車は50%ハイブリッド化しており、社有車全体では今後5年以内(2027年まで)に、100%ハイブリッド化を行う計画です。

 

■食品ロスの削減

商品の開封部分をジッパー対応とすることで、家庭内での湿気等による食品ロス削減に貢献できます。製造工程で発生する規格外品や残渣などは出汁などの加工食品用として提供しているほか、需要に対する計画生産を追求するなど、さまざまな観点で食品ロスの削減に取り組んでいます。



働きやすい職場環境

 

■人材育成

社員・従業員を対象とした勉強会の実施や評価制度を導入しています。月1回、共有すべきテーマを決め、社員が講師となって従業員の知識向上や共有化を図っています。また、評価制度では、自己評価・上司評価・会社評価の3つの視点で評価することで、社員が自己分析を行える機会を創出し、士気向上につながる仕組みを目指しています。

 

■危機管理体制

本社のある久留米地区は、近年水害被害が発生していることから、事業の持続的運営や従業員の安否確認等の観点から、災害時の対策を徹底しています。本社事業支所内での防犯訓練や連絡網の設備など、久留米市が策定した「久留米市業務継続計画(BCP)」に則った対策を行っています。

社会貢献・地域貢献

 

■持続的な椎茸産業の支援

乾しいたけ商品の販売を通じて、原木椎茸生産者のほか、仕入れ、流通、販売など、椎茸に関わる全ての人の支援につなげ、椎茸産業の持続的な発展を目指しています。

約30種におよぶ選別作業で 安定した品質と価格を実現

手間を惜しまず、とことんやる。これが兼貞物産のモットーです。
細かく定めた約30種の品柄に合わせ、産地別、生産者別に選別作業を行います。
品質のブレをなくし、安定した商品の供給が可能です。

 

最先端技術を使用したAI選別

次から次へとベルトコンベアで運ばれてくる乾しいたけ。それを待ち構えるのはAI自動選別機です。どれも同じに見える乾しいたけですが、よく見ると大きさや色、形など全て異なります。
人でしか判断できなかったわずかな違いを機械学習することにより瞬時に判断し、約30種類の規格へ振り分けられていきます。

 

細かく選別する理由

どうしてこんなに細かく品柄を選別するのか—。選別をせずに袋詰めを行うと生産効率は高まりますが、品質にばらつきが出たり、急な発注に対応できなかったり、さまざまな問題が生じます。よって、細かな規格を設けることであらゆるご要望にお応えし、品質の安定を実現させました。人でしかできなかった技術をAIへ引継ぎ、品質の安定を追求します。

最先端技術のAIによる確かな選別

どんこ系

傘が開いていない肉厚のものを「どんこ」といい、贈答用として高値で取引されます。食感も良く、よい出汁がでます。

香信系

どんこより傘が開いた状態で、厚みがやや薄いものを「香信」といいます。和食から中華まで様々な料理にも合います。

バレ系

傘が開いた厚みが薄いものを「バレ」といいます。スライスや細かく切って料理の具材としてお使いください。

スライス系

生椎茸をスライスし、じっくり乾燥させたものです。もどりが早く味付けも簡単なので、普段の料理に重宝します。

手間ひまを惜しまず、 愛と感謝の気持ちを込めて

厳選された原材料を丁寧に選別した後は、製品ごとに袋詰めされます。
一つひとつ形が違う乾しいたけを見極めつつ、
さらにおいしく見えるよう職人の手によって仕上げられます。

ひとつひとつ丁寧に袋詰め

細かく選別された乾しいたけは、製品ごとに手作業で袋詰めされます。また近年の環境問題に取り組み、プラスチックごみ削減のため「トレーなし」商品の開発を行いました。環境配慮型のエコ商品として、袋詰め業務の改革を行っています。
職人の手によって丁寧に仕上げられた品々は、1日最大2万袋、年間約300万袋におよびます。一つひとつ愛情と感謝の気持ちを込め、さらなるお客さま満足を追求します。